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開花宣言

  • 川上悠介
  • 2017年9月21日
  • 読了時間: 1分

撮影は決まって早朝なので人と会うことがほとんどないのだが、たまに昼間に撮りに出かけるとやたらに人に話かられる。 いかついカメラと三脚のせいだろうか。。。

撮影地へ行く途中すれ違いざまに「まだ全然咲いてへんでー、残念やな〜」とか、撮影していると「見頃はあとどれくらいですか?」と聞かれたりした。

全然残念でもないし、花は見頃は「常に見頃」である。

満開の時期を狙うのはそれはそれで難しいが、ほとんどの場合多くの人に撮り尽くされている。花は満開でなくても咲き始め、散り際、枯れた後、いや咲く前であっても撮り頃の場合もある。

あえて見頃と言うなら「咲き始め」だろうか。これから咲き始めるワクワク感もあるし、写真構図がスッキリして主役も引き立つ。

見頃を決めるのはその人自身であって、人が決めるものではない。


 
 
 

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