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霧雨の恵

  • 川上悠介
  • 2017年9月29日
  • 読了時間: 1分

先日の豪雨の後に霧雨に変わり、彼岸花に細やか水滴が付き、普段の彼岸花とは違う煌びやかな姿が美しかった。

ところで近頃花に手作りの水滴を乗っけて雫の中の写り込みを撮ったり、屋外では霧吹きを自前で持ってきて写真を撮るのが流行っているらしい。

どうもそういう写真は「作った感」がありすぎて、不自然にしか見えない。そこまでして作り込んだ写真は果たして何の意味があるのかと考えてしまう。そしてそれらは似たような写真ばかりである。

「撮りたい」という気持ちは自分の目で見て感動があり、その感動をどう撮り納めるのかが大切であると思う。自然風景・動植物の写真において、ないものを自分で作り上げて撮ったものに感動など伝わってこない。と思うのだがどうだろう?


 
 
 

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