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  • 川上悠介

霧氷の奇跡〜高見山


数多の奇跡が起こった1日だった。

夜が明け始め、空の色が少し色づき出した。

山の稜線から朝日が顔を出し、霧氷が火照るように赤みを帯び始める。

風が吹くと雪煙が舞い上がり、辺り一面が赤色に染まり出した。

雪を被った常緑樹が一本、霧氷の中に佇む。

朝日を拝めるだけでも幸運だったが、ふと太陽の方へ目をやると信じられない光景がー。

映日(えいじつ)だ。生まれて初めて見る。

彩雲まで共演。

このまま晴れるかと思ったが、曇り始めた。

吹雪まで。山の天気は本当に変わりやすい。

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