川上悠介2018年2月10日1 分雪化粧の奈良公園数年に一度くらいしか雪が積もらない奈良公園。 それだけに鹿のいる雪景色は貴重である。 三叉に分かれた角が残る雄鹿はもう一頭だけ。 毎年1、2頭ほど遅生まれの子鹿が夏毛の特徴である斑模様を残しながら冬毛で越冬している。 降雪はそれなりにあったがお昼前に雨と変わり、ほんの少しの...
川上悠介2018年1月2日2 分動物に食べ物を与えるとはどういうことか、一度立ち止まって考えて欲しい汚い写真で申し訳ないが、これは食パンをそのままの形で与えられた鹿が吐瀉したところである。どうやら大量のパン類をそのまま投げ与えた人間がいたようで、数十頭のうち数頭が吐瀉を繰り返していた。 動物が「可愛いから」「触りたいから」「可哀想だから」「残飯を食べてくれるから」と人間側...
川上悠介2017年12月28日1 分食痕芝に霜が降りる朝。 冬になると芝の生長は一時的に止まり、鹿の食べられる芝の量が減ってくる。 鹿はなんとかそれを食べようとして、芝の先を口で掴み、根っこごと掘り出して土を払って食べる。 その結果晩秋から冬にかけて、奈良公園の芝地はいたるところでこのように土を掘り返した跡が見ら...
川上悠介2017年10月18日1 分愛の形鹿たちの恋の季節。 発情期と言ってもなかなか実際に交尾に成功するチャンスは少ない。 というのも雌鹿は雄鹿と違い多発情で、18-22日の発情期周期があり、そのタイミングで気にいる雄鹿がいないと雌鹿は雄鹿を嫌がって交尾に結びつかないのである(多分)。...